夫婦で違うデザインの結婚指輪/婚約指輪

夫婦で結婚指輪のデザインを変える……ペアリングが当然という風潮が変わってきている!

2020年08月19日 17時34分



マリッジリングはペアリングであることが醍醐味だと考えるのは古いのでしょう。
愛し合っている夫婦が愛の証として毎日身につけるのが結婚指輪。
ふたりが離れていても気持ちは繋がっている絆を具現化したものだったのです。
だから結婚指輪のデザインの似ているものが多くペアリングとなっていたのです。
 
ですが、夫婦間で一緒のデザインでなくても別に問題があるわけではない……そんなドライな考えが出てきています。
二人の好みを自分の指輪に反映するカップルも増えているのが最近の結婚指輪事情です。
 
結婚指輪を準備するときに、いろいろな方法があります。
まずは「レディーメイド」
ペアリングとして、すでに男性用・女性用とセットになっている結婚指輪を購入する方法があります。
このパターンが一番多いでしょう。
 
そして、「セミオーダ」
これは、既存のパーツや形からデザインを選べるようになっています。
「フルオーダー」はゼロから自分のデザインを指定できます。
 
「デザインはどうするのか」をふたりで考えたときに、普通は夫婦とも同じデザインのものを選ぶでしょう。
でも最近はちょっと違っています。
レディメイドの分でも、夫婦の指輪のデザインに変化を付けているものもあります。
敢えてオーダーにして、男性と女性の好みを反映するパターンも増えています。
 
新婦の結婚指輪のほうにはダイヤモンドを埋め込んだりするのは多いですね。
リングのサイドに柄が入っていると華やかで豪華な印象になります。
一方、新郎のリングはシンプルにしておいて、サイドには模様が入っていないデザインにするケースも多いです。
 
新郎新婦の間で好みが合わない場合は、思い切って別のデザインにするのもありでしょう。
一般的な結婚指輪のイメージは新郎新婦がお揃いのデザインであるという先入観があります。
そこでトラブルになるのは、デザインの好みが男性と女性で違う場合です。
「私は、このデザインがいいのに彼は別のデザインがいいと言うのよ」というシーンが思い浮かびます。
 
そのトラブルの原因になるのは価格面のこともあるし嗜好の差があります。
好みが違う場合は別々のデザインを選ぶことで解決します。
同じブランドにするのが理想的ですが、それでも気に入ったものが見つからなかったりします。
そもそもブランドの好みも違ったりします。
ブランドまで別々の結婚指輪にするカップルも少なからずいるようです。
 
結婚指輪の相場にしても、新郎は10万円で新婦は12万円と少し割増になっているデータがあります。
これは新婦の結婚指輪にはダイヤモンドが着けられることが多いからでしょう。
結婚指輪を夫婦で変化をつけるのは今や常識になっています。
同じデザインでなければならない価値観はなくなってきつつあります。
自由に選んで指輪を交換すればいいのでしょう。